経済

ピーチ、那覇―仁川運休 来年1、2月 関係悪化で国内企業初

 格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが、日韓関係の悪化に伴う韓国人の訪日旅行需要減少を受け、那覇―仁川(ソウル)線など日本と韓国を結ぶ3路線を運休することが30日に分かった。現在1日1往復の那覇―ソウル線は来年1月28日~2月22日の期間限定で運休する。日韓関係の悪化以降、日本の航空会社が韓国路線の運休に踏み切るのは初めて。

 既に予約が入っている分は、全額払い戻しで対応するという。

 韓国の航空会社は既に沖縄路線の運休や減便を相次いで発表している。新たにチェジュ航空も9月中旬から10月下旬にかけて那覇―ソウル線を週7便から3便に減便すると発表した。

 沖縄からは韓国のソウル、釜山、大邱の3都市を結ぶ週71便が運行していたが、9月以降は10月下旬ごろまで週31便前後まで減少する見込みだ。

 ピーチは那覇―ソウルのほか、札幌(新千歳)―ソウル線を10月28日から、関西―釜山線を来年1月7日から運休する。関西―ソウル線は11月11日から12月8日まで、1日4往復の運行を3往復に減らす。

 広報担当者は「日韓関係の悪化というよりも、韓国の不景気とウォン安によって搭乗率が低下していることによる運休だ」と説明した。同社では路線ごとの搭乗率は公表していないが、那覇―ソウル線も「搭乗率は芳しくない」(広報担当者)という。

 沖縄観光コンベンションビューローの下地芳郎会長は「政治関係の悪化とウォン安という二つの要因があるが、沖縄の観光の魅力が落ちたということではない。今は厳しくても、風向きはいつか変わる。需要喚起につながる沖縄観光の魅力を常に発信していく」と話した。



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