タクシー初乗り運賃10円値上げ 沖縄本島は普通車550円→560円に


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄総合事務局は30日、10月の消費増税に伴う同月からのタクシーの運賃改定を発表した。沖縄本島地区の初乗り運賃(上限値)は普通車が550円から560円、大型車が600円から610円、特定大型車が670円から680円に各10円値上がりする。初乗り運賃で乗車できる距離は1750メートルで変わらない。

 初乗り後、走行距離に応じて運賃が増える加算運賃(上限値)は、加算までの距離が現行より7メートル短くなる。普通車は70円加算される距離が372メートルから365メートルになる。大型車は90円加算の距離が350メートルから343メートルに、特定大型車は100円加算の距離が362メートルから355メートルになる。

 離島地区初乗り運賃(上限値)も、それぞれ10円値上がりする。普通車が460円から470円、大型車が540円から550円、特定大型車が580円から590円になる。初乗り運賃で乗車できる距離は1167メートルで変更はない。離島の加算運賃(上限値)は、普通車で60円加算される距離が341メートルから336メートルになる。大型車と特定大型車は距離ごとの加算は80円で、大型車は283メートルから279メートルに、特定大型車は248メートルから244メートルになる。