ピンクドット沖縄の会場で聞いてみた 「誰もが生きやすい社会のためにあなたができることは?」


この記事を書いた人 Avatar photo 玉城江梨子

 9月1日に琉球新報1階で開かれた「ピンクドット沖縄2019」の会場で聞きました。誰もが生きやすい社会のためにあなたができることは?(知花亜美、座波幸代、下地美夏子)

 

みんな違っていい

会社の仲間同士で来場した3人。「行動すること、表現することって大事」

 

真実を広げる

アメリカ出身のマイケル・キーナンさん(32)。「世の中にあまりに間違った情報、ステレオタイプが広がり過ぎている。人々に伝えること、真実を広げていくことが大事だ」

 

多様な経験をシェアする

イタリア出身のアナ・ガランジニさん(30)。「沖縄科学技術大学院大学(OIST)でLGBTQアライのグループをつくっている。OISTにはいろいろな国の人が集まっていて、国際的な視点、さまざまな文化、視点について話し合い、共有している。多様な経験をシェアし、他の人々の話に耳を傾けること。どんな小さな情報もコミュニティーにとって大きな力、助けになる」

 

一人一人の声を聴く

アイルランド出身のクリス・キャンベルさん(27)。「世界の多くの職場や場所で今も男性に権力が集中している。でも、女性やLGBTQの人々の声や力もどんどんパワフルになってきている。ひとりひとりの声が大切。そしてその声を聴くことが大事だ」

 

誰でも一緒

神奈川県から訪れた佐藤聡紀さんは聴覚障害者。「耳が聞こえるか聞こえないかは関係ない。肌の色や国籍も関係なく、みんな一つだという思いを込めた」

 

お互いに愛し合う社会を目指す

上原守貴さん(47)は「沖縄も少しずつLGBTの人たちが認められてきて、パートナーシップ条例もある。いずれ同性婚が認められたらいいな」

 

あなたは独りじゃない

「虹色ちゅらーず」のメンバー(左から)ジュリアンさん、ロビンソワさん、オーミンさん。いつもは4人で歌、ダンス、トークを通してイベントなどに出演している。「あなたは一人かもしれないけど、孤独じゃないということを発信していきたい」

 

自分を思いっきり愛する

歌手の清貴さん。「イベントの切り口としては、LGBTだが、イベントが広がることでLGBTだけでなく、すべての人が自分らしく生きられる世の中になってほしい」