沖縄の梅雨明け、過去最も遅く 気象台が7月10日に修正 


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二

 沖縄気象台は2日、今年の沖縄地方の梅雨明けについて、当初の発表よりも11日遅い7月10日ごろだったと修正した。1951年の統計開始以降、最も遅い梅雨明けとなった。梅雨入りは変わらず5月16日ごろで、梅雨の期間は55日間。

 気象台は当初、6月29日に「梅雨明けしたとみられる」と発表していた。ただ、その後の天候の経過を検討した結果、7月上旬まで太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、前線が平年よりも沖縄付近に停滞し、雨が降りやすい状態が続いていたため、梅雨明けの時期を修正したという。これまで最も遅かった梅雨明けは1976年の「7月9日ごろ」だった。