先島、4日夕から暴風 台風13号 沖縄本島は強い風


この記事を書いた人 問山栄恵

 台風13号は3日午前9時現在、フィリピンの東を時速20キロで北北西に進んでいる。沖縄気象台によると、台風は今後発達しながら北寄りに進み、4日から5日にかけて、暴風域を伴って先島諸島にかなり接近する見込み。先島地方では暴風やうねりを伴う高波に厳重な警戒が必要だ。
  
 3日午前9時現在、台風の中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心の東側390キロ以内と西側220キロ以内は風速15メートル以上の強い風が吹いている。
  
 気象台によると、先島地方では3日夕から強い風が吹き、4日夕から5日にかけて暴風となる見込み。沖縄本島地方でも4日は強い風が、5日は非常に強い風が吹くとみられ、気象台は十分に注意するよう呼び掛けている。
  
 また、3日午前3時には南シナ海のトンキン湾で台風14号が発生した。今後、東に進むとみられる。【琉球新報電子版】