台風13号、5日に先島最接近 宮古島は長時間暴風恐れ


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
気象庁ホームページより

 台風13号は3日、沖縄の南の海上を北寄りに進み、午後9時までには石垣島が強風域に入った。今後勢力を強めながら北上し、5日朝から夜のはじめごろにかけて、暴風域を伴い先島諸島にかなり接近する見込み。宮古島地方では5日から6日にかけて長時間暴風となる見通しで、うねりを伴う高波と暴風に厳重な警戒が必要だ。

 3日午後9時現在、台風は沖縄の南を時速15キロで北に進んでいる。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。中心から半径110キロ以内は風速25メートル以上の暴風域、東側390キロ以内と西側280キロ以内は風速15メートル以上の強風域。4日の予想最大風速(最大瞬間風速)は宮古島地方20メートル(30メートル)、八重山地方23メートル(35メートル)、沖縄本島地方15メートル(25メートル)。波の高さは宮古島、八重山地方とも6メートル、本島地方4メートル。雨は5日午前0時までの24時間に多いところで100ミリと見込まれている。