窓落下のCH53ヘリ同型機が飛行再開 県、市の飛行自粛に反し強行


この記事を書いた人 問山栄恵
米軍普天間飛行場を離陸するCH53E大型輸送ヘリコプター=11時10分、宜野湾市

 【宜野湾】8月27日に沖縄本島東沖に窓を落下させた米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターの同型機が7日午前11時すぎ、宜野湾市の同飛行場を離陸し、飛行を再開した。同型機による飛行場外への飛行は、8月28日以来9日間確認されていなかった。県や市が自粛を求める中での飛行に、地元からさらなる反発は必須だ。
  
  午前10時半すぎ、CH53ヘリ2機が駐機場でプロペラを回し始め、飛行場内でホバリングするなどして滑走路南向けに離陸。20~40分ほど、民間地上空などを飛行し、滑走路北側から着陸した。さらに別の1機が正午すぎに南向けに離陸した。【琉球新報電子版】