「オール沖縄」新代表に金城、照屋氏


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 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する政党や市民団体でつくる「オール沖縄会議」は10日、那覇市内で幹事会を開き、保守・中道系市町村議員らでつくる「新しい風・にぬふぁぶし」共同代表の金城徹氏=写真左=と照正組会長で県政策参与の照屋義実氏=同右=の2人が共同代表に就任することを全会一致で了承した。これにより、同会議の共同代表は5人となった。

 オール沖縄会議は今後も選考委員会を継続させ、学術界を中心にもう1人共同代表を置きたい考え。幹事会後、会見を開いた金城氏は「大変責任が重い。政府が民意を無視し、新基地建設を強行する中、県民そして保守中道、革新勢力が一つになるのがオール沖縄だ」と語った。

 照屋氏は「新基地建設は政府の権力行使であり、県民はアイデンティティーを示し続ける必要がある。改めて共同代表として力を尽くしたい」と話した。