食べたら綺麗に?  「健康と美容」をテーマに高校生が新メニューを考案 ローソン沖縄×中部商業高校


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グランプリに輝いた中部商業高等学校の(左から)新城安達さん、玉那覇沙樹さん、宮田愛海さん、比嘉李海さん、比嘉陸也さん=11日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 ローソン沖縄(浦添市、古謝将之社長)は11日、県内商業高校生のアイデアを商品化する「第4回商品開発プロジェクト」の最終審査会を那覇市泉崎の琉球新報ホールで開いた。中部商業高校チームが開発した「沖縄県産たっぷり ピリ辛あぐーみそ炒めおにぎり」がグランプリに輝いた。

 受賞作は2020年1月の商品化に向け、ローソン沖縄の商品開発チームと開発会議を重ねていく。リーダーの比嘉陸也さん(3年)は「大人から子どもまで食べられるよう工夫した。もっといい商品になるように発売まで商品開発を頑張りたい」と喜んだ。

 今年は県内各校から63件の応募があり、5校8チームが最終審査会に臨んだ。

中部商業高校生が考案した「ピリ辛あぐーみそ炒めおにぎり」の試作品

 「地産地消」と「健康と美容」をテーマにした「ピリ辛あぐーみそ炒めおにぎり」は、栄養価の高いアグー豚に目を付け、島唐辛子と赤みそで甘辛く炒め、韓国のりで巻いた。外国人観光客などをターゲットに県産の食材にこだわり、健康や美容も考えたおにぎりに仕上げた。