台湾と沖縄交流 「周遊の旅」提案 台湾観光協会の葉会長


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富川盛武副知事(左)と意見交換する台湾観光協会の葉菊蘭会長(右)=18日、那覇市の県庁

 台湾観光協会の葉菊蘭会長と同協会役員らが18日、県庁に富川盛武副知事を訪ね、沖縄と台湾の相互交流に向けて意見交換した。葉会長は「台湾と沖縄は風景や歴史が似ている。周遊旅行ができれば、すばらしい歴史の旅ができる」と観光面での協力促進をアピールした。富川副知事は「周遊旅行も計画している。互いの発展のために友好関係を築いていきたい」と話した。

 同協会と沖縄観光コンベンションビューローは1994年に最初の相互協定覚書(MOU)を締結した。内容を変更して再調印を重ね、18年7月には4度目の調印をした。MOUには教育旅行での学生の交流や、観光情報の発信などが盛り込まれている。