安室奈美恵さん、翁長雄志さんら7氏の功績たたえ 琉球新報賞


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第55回琉球新報賞を受賞した(前列左から)安里ヒロ子氏、幸喜徳子氏、翁長雄志氏代理の妻・樹子氏、仲吉良次氏(後列左から)安仁屋宗八氏、久利計一氏、安室奈美恵氏代理の樋口慎太郎エイベックス・エンタテインメント取締役=25日、那覇市の沖縄ハーバービューホテル

 琉球新報社は25日、第55回(2019年度)琉球新報賞の贈呈式と祝賀会を、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで開いた。沖縄振興・自治、経済・産業、社会・教育、文化・芸術、スポーツの各分野で県の振興と発展に貢献した7氏の功績をたたえ、賞状と記念品を贈った。

 受賞者は翁長雄志氏(特別賞、前沖縄県知事)=沖縄振興・自治功労、仲吉良次氏(沖縄ICカード社長)=経済・産業功労、久利計一氏(KOBE三宮・ひと街創り協議会会長)=社会・教育功労、幸喜徳子氏(沖縄石油ガス会長)=同、安里ヒロ子氏(国指定重要無形文化財「組踊」保持者)=文化・芸術功労、安室奈美恵氏(元歌手)=同、安仁屋宗八氏(元プロ野球選手)=スポーツ功労。

 贈呈式で琉球新報社の玻名城泰山社長は「それぞれの分野の発展に多大な功績を残した。ますますの活躍と後進の指導をお願いしたい」とあいさつした。

 来賓の玉城デニー知事は受賞者を「それぞれの分野で活躍し、県の将来に重要な示唆を与えてくれた」とたたえ、今後の沖縄の発展に向けて「(受賞者の)功績をわれわれの力としたい」と祝辞を述べた。