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詐欺を未然に防いで感謝状 運送業者が気付いた80代男性の不審な行動とは…

詐欺被害を未然に防止したとして感謝状が贈られた(前段左から)沖縄ヤマト運輸名護支店の新里正支店長の代理で出席した久田幸寛副支店長と大城幸一郎さん=25日、名護署

 【名護】名護署(津波彰署長)は25日、詐欺被害を未然に防止したとして、沖縄ヤマト運輸名護支店の新里正支店長と大城幸一郎さんに感謝状を贈った。2人は、スマートフォン(携帯電話)を送付しようと来店した男性の様子を不審に思い、男性への声掛けと警察に通報した。後に送付先が融資保証金詐欺の疑いがある企業であることが判明、名護署が現在捜査を進めている。

 80代男性が携帯電話を送付するため名護営業所に来店したのは9月6日。男性が携帯電話で指示を受けながら、伝票に書き込んでいたことや宛先が個人ではなく法人だったことなどから、大城さんは「おかしい」と感じた。大城さんから相談を受けた新里支店長が男性から話を聞き取り、警察に通報した。男性は新里支店長に対し、息子から息子の友人に携帯電話を送ってほしいと頼まれたと説明したという。

 津波署長は「携帯電話を送らせるという沖縄ではあまり聞いたことのない手口だが、連携して詐欺を未然に防ぐことができた」と2人の行動をたたえた。これに対して大城さんは「初めての経験だったが、詐欺を防ぐことができてよかった」と話した。