社会

米軍、返還後も使用、投棄か… 北部訓練場跡地からまた空包 未使用弾342発と野戦食の大量ごみ

国頭村安田の米軍北部訓練場返還地から見つかった未使用弾=28日、国頭村安田(宮城秋乃さん提供)

 【国頭】沖縄県国頭村安田の米軍北部訓練場返還地LZ―1ヘリパッド跡周辺で28日、米軍の未使用弾342発と野戦食などの大量のごみが見つかった。チョウ類研究家の宮城秋乃さんが発見し、名護署員が29日に回収した。状況から廃棄されて間もないとみられ、米軍が返還後も同地を使用している可能性がある。19日には同じ国頭村安田の返還地LZ―FBJヘリパッド跡でも未使用弾と不発弾463発が見つかっている。


国頭村安田の米軍北部訓練場返還地から見つかった野戦食などのごみ=28日、国頭村安田(宮城秋乃さん提供)

 宮城さんが7月26日にLZ―1に入った際には空包もごみも廃棄されていなかった。弾は大きい物で長さ約6・7センチ、直径1・1センチ。小さい物は長さ約4・9センチで直径0・9センチ。ヘリパッド周辺の茂みに廃棄されていた。野戦食のごみは外袋が約30個あり、空の中袋やスプーンが入っていた。宮城さんは「中袋にはソースも残っていた。腐敗臭がしていたので廃棄されて1週間以内だと思う」と話した。

 宮城さんは「返還条件として高江や安波に新しいヘリパッドを建設したはずだ。使わないという最低限の約束すら守られていない現状がある」と指摘した。









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