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ゲーム感覚“ガチャガチャ”旅の目的の一つにも 美ら海水族館が圧倒的人気<台湾最強!彭國豪の沖縄発見>26


ゲーム感覚“ガチャガチャ”旅の目的の一つにも 美ら海水族館が圧倒的人気<台湾最強!彭國豪の沖縄発見>26 県内企業のシンボルなどでつくる沖縄限定ガチャガチャ=那覇市のわしたショップ国際通り店
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 今や大人も夢中にさせるほどのクオリティーとコンテンツ展開を見せるカプセルトイ・通称「ガチャガチャ」。何が出てくるか分からないというゲーム感もあって、彭さんのグループでも大人気だ。

 どのアイテムがどこで手に入るという情報が交流サイト(SNS)を飛び交い、行く先々で何度も同じアイテムを狙う人も多い。ガチャガチャが旅の目的の一つに加わった観さえある。

 台湾にもずいぶん前にガチャガチャは設置され始めたが、なにしろほとんどが日本からの輸入品。バリエーションも日本ほど多くない上、一部は料金が2千円以上と手軽とは言いがたい。

 その点、日本なら安価な上、アニメの登場人物や「すみっコぐらし」など台湾でも人気のキャラクターが勢ぞろい。大量に買い物をする台湾人旅行客には、そのコンパクトさも人気のひとつだ。

沖縄限定のガチャガチャを楽しむ観光客ら=8月22日、那覇市の沖縄美ら海水族館アンテナショップ
沖縄限定のガチャガチャを楽しむ観光客ら=8月22日、那覇市の沖縄美ら海水族館アンテナショップ

 「限定品」に弱いのは、いずこも同じ。沖縄では美ら海水族館のガチャガチャが圧倒的な人気を誇る。コロナ禍前には、カップの縁に掛ける「コップのフチ子」タイプのフィギュアが「バズった」というほどの大変な人気だった。7種ある全種類をそろえようと散財した人も多かった。残念ながら今は販売は終了していて、二度と手に入らない。「売れたからといって再販売しない」という販売戦略も、ガチャガチャグッズの価値を高めている。

 今人気のモデルは、以前より一回り大きいカプセルごと飾れるタイプ。100円値上がりしてワンコインとなったが、「リアルで見栄えがする」と相変わらず人気の様子だ。

 (素材出典・沖縄彭大家族・彭國豪、文・渡邉ゆきこ、おわり)