子どもたちの見守り活動や地域の安全パトロールといった防犯ボランティア活動に長年にわたって貢献したなどとして、県警は20日、県内の38人、7団体を表彰し、功労をたたえた。今年は各都道府県の防犯協会連合会に応募があった全国地域安全運動青パト写真全295作品の中から、琉美学園沖縄写真デザイン学校の渡嘉敷宙(そら)さん(25)=浦添市=の写真(題・今日も安全をありがとう)が県内で初めて、全国最優秀賞に輝くなど、全国でも活動が高く評価された。
渡嘉敷さんは「応募をしたことで青パトの活動を知った。写真を通して、ボランティア活動への興味や防犯意識を高めるきっかけになればうれしい」と受賞を喜んだ。
那覇市の県警本部で開かれた表彰式で、県警の鎌谷陽之本部長は「日ごろの献身的な活動と協力に対し改めて敬意と謝意を表する。引き続き、安全で安心して暮らせる沖縄県の実現と、子どもたちの明るい未来づくり実現のため、ご協力をお願いしたい」とあいさつした。
(高辻浩之)