ハワイ支援金190万円　ジミー、沖縄ハワイ協に託す

　【宜野湾】洋菓子などを販売するジミー（宜野湾市、稲嶺盛一郎社長＝写真左）は10月26日、米ハワイ州マウイ島で発生した山火事被害への支援金190万円を沖縄ハワイ協会（大城浩会長）に託した。支援金は4年ぶりに開催した「ハワイアンナイトスペシャルディナービュッフェ」の売り上げと、参加者の寄付から集めた。贈呈式を市大山の本社で開いた。

　ハワイのスーパーマーケットを参考に店舗を展開してきたジミーはこれまで、夏の恒例行事として、ハワイアンミュージックやフラダンスを鑑賞しながら夕食を楽しむことができるディナーショーを開催してきた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった今年、マウイ島で山火事が発生し、ショーの収益の全額と寄付を支援金に充てることを決めた。

　稲嶺社長は「ジミーはハワイの人々に大変お世話になった。大惨事となっているマウイ島、ハワイの人々に少しでも恩返しがしたい」と語った。大城会長は「うちなーんちゅのちむぐくるを届けたい」と感謝した。沖縄ハワイ協会は2024年3月末まで、個人・団体からの寄付を受け付けている。

　（名嘉一心）