保護犬が新しい家族に出合う間、保護犬の世話をする「一時預かりボランティア」をテーマにした絵本「かぞくになろう」がこのほど完成した。作者は漫画家で絵本作家のふくはらさなえさん(48)=沖縄市。主人公のいぶきくんは、豊見城市在住の木場一颯(いぶき)さん(13)だ。150冊発刊し、そのうち20冊を動物保護団体「ワンズパートナーの会」に寄贈した。絵本の売上金は同団体の活動費に充てられる。
絵本を作るきっかけは、木場さんの自宅で預かっていた子犬を、ふくはらさんが引き取ることになったこと。愛情たっぷりに犬たちに接する木場さんに出会い、ふくはらさんは「いつか一颯くんのことを絵本にしようと思っていた」と話す。

ストーリーは木場さんが大切に保護犬の世話をし、犬たちが飼い主に引き取られる様子が描かれている。「絵が自分とそっくりでびっくりした」と木場さん。
ふくはらさんは「預かりボランティアが手厚く世話をしていることに感動した。一人でも多くの人に、保護犬やボランティアについて知ってもらいたい」と話した。
絵本は25日にある、那覇市おもろまちのペットボックス那覇店での保護犬譲渡会で販売するほか、24~26日に県立博物館・美術館で開かれる「小さな絵本展Vol.14」でも入手可能。1冊900円。詳細は、インスタグラム「ふくはらさなえ」で検索。
(知花亜美)