【神奈川】全国の中学・高校生を対象にした「ジュニア料理選手権」(オレンジページ、味の素主催)が11月26日、川崎市の味の素グループうま味体験館であった。個人、団体部門で県内の中学生勢が席巻。個人で那覇市立鏡原中3年の赤嶺美羽(みう)さん、団体で石垣中2年のチーム「はいさい☆島んちゅバレー部」がそれぞれ最高位のグランプリを受賞した。
11年目となる選手権は中高生を対象としたコンテストでは最大級。今年は「想いを伝える、しあわせごはん」をテーマに設定。団体部門も復活させ、全国から計1万4204通の応募が寄せられた。最終選考の調理審査には中高の4部門に3個人、3団体が残り、4年ぶりのリアル開催で覇を競った。
個人部門の赤嶺さんが腕をふるったのは「シークワーサーぽん酢ジュレで頂く! 疲れ吹っ飛びナゲット」。団体部門の石垣中の「はいさい☆島んちゅバレー部」は、漢那愛華(あいか)さん、奥平清笑(きよら)さん、米盛和琉(にこる)さん、大立鈴夏(りんか)さんのメンバー4人が腕によりをかけて「南の島からの贈り物~ウムズナー飯とアーサの茶碗蒸し~」を仕上げた。
選手権は書類審査をはじめ、オンライン審査を経て最終審査に至る。特別審査員には料理研究家の井原裕子さん、お笑い芸人のこがけんさんもあたった。選手たちの緊張感走る調理場面もあり、盛り上がりを見せた。