有料

SDGsパス 事例紹介 沖縄県ユネスコ協会が会合<沖縄からSDGs>


SDGsパス 事例紹介 沖縄県ユネスコ協会が会合<沖縄からSDGs> 清掃活動について発表する「ポーたま」の清川勝朗代表=5日、那覇市のなは市民協働プラザ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄県ユネスコ協会(添石幸伸会長)は5日、2024年度SDGsパスポート協賛事業者キックオフの会合を、那覇市のなは市民協働プラザで開いた。SDGs(持続可能な開発目標)につながる活動を記録する「SDGsパスポート」を紹介し、参加した関係者約30人が交流した。

 パスポートは、ボランティア活動を記録するスタンプ帳のような役割を持つ。参加のポイントをためると、県ユネスコ協会から活動の認定証が授与される。全国では主に学校で使われているが、沖縄では企業・団体なども利用できるよう、独自で取り組みの輪を広げた。24年度の協賛事業者は33団体。

 できたてのポークたまごおにぎりを提供する「ポーたま」の清川勝朗代表が、毎月第1日曜日に国際通り周辺で実施している清掃活動について発表。9年前から続いており、地域に根ざした活動になっている実感があるとし「ゴミ拾いだけでなく、交流の場にもなっている」と述べた。パスポートを社内で活用するアイデアも披露した。