沖縄県は8月10日午後2時から4時、那覇市旭町の県市町村自治会館2階ホールで米軍普天間飛行場の辺野古移設についての玉城デニー知事のトークキャラバンを開催する。県内での開催は初めて。
玉城知事の基調講演のほか、加藤裕弁護士が訴訟の経緯や問題点などを基調報告する。パネルディスカッションでは武田真一郎成蹊大教授、岡田正則早稲田大法学学術院教授、琉球朝日放送記者の本村杏珠さんが地方自治や辺野古の代執行について意見を交わす。
県辺野古新基地建設問題対策課の平良純規主査は「沖縄国際大への米軍ヘリ墜落事故から20年の節目を迎える。若い人にぜひ来てもらい、基地問題について考えるきっかけになってほしい」と話した。定員は約250人。参加費無料で、県のホームページなどから事前申し込みが必要となる。オンライン聴講も可能。問い合わせは事務局のアドスタッフ博報堂、電話098(800)1438。