沖縄・竹富沖でフェリーが座礁 乗客ら30人救助 けが、燃料の流出なし


沖縄・竹富沖でフェリーが座礁 乗客ら30人救助 けが、燃料の流出なし
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 18日午後1時5分ごろ、竹富島南西の沖合で、安栄観光のフェリー「うみかじ2」(120トン)が座礁した。同社の別のフェリーが現場へ救助に向かい、同2時15分ごろ、座礁したフェリーに乗っていた乗客27人と乗員3人を救助した。乗客や乗員にけがはなく、燃料の流出などもないという。同8時半時点で、フェリーは座礁現場からえい航され、石垣港に向かっている。

 石垣海上保安部によると、当時、事故が起こった海域の天候は晴れ、東南東の風2メートル。海上にうねりはなく、視程も良好だったという。石垣海保は「船舶運航の際は、周囲の状況を継続して把握するため、適時適切な見張りや船位の確認をするように」と呼びかけ、詳しく事故原因を調べている。