沖縄気象台によると14号は1日午後6時現在、フィリピンの東にあり、発達しながら1時間に約15キロの速さで北西に進んでいる。今後、非常に強い勢力となり、3日から5日ごろにかけて先島諸島に接近する恐れがある。台風の影響で先島諸島の沿岸の海域ではうねりを伴い、2日は次第にしけ、3日は大しけとなる見込み。沖縄本島地方と大東島地方の沿岸の海域ではうねりを伴い、3日からしける見込み。沖縄本島地方では台風の進路により3日から大しけの恐れもある。気象台はうねりを伴った高波に警戒を呼びかけている。
1日午後6時現在の台風の中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心の南東側560キロ以内と北西側330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。 (普天間伊織)