【石垣】陸上自衛隊石垣駐屯地が7日に駐屯地内を一般開放するイベントで、空包を使用した戦闘訓練を公開することを受け、石垣市の市民団体「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」は2日、訓練の中止などを求める申し入れ書を駐屯地担当者に手渡した。
石垣駐屯地は7日に「やいまDAY」と銘打ち、訓練公開の他、自衛隊車両への体験搭乗や装備品の展示、子どもたちがヨーヨーなどで遊ぶ「ちびっこ広場」を実施する。
申し入れ書は駐屯地の井上雄一朗司令宛てで、子どもたちの健全育成の観点から、軍事車両への体験搭乗を止めることなどを求めた。
市民連絡会の共同代表、白玉敬子さんは「子どもたちを軍事車両に乗せることは好ましくない。駐屯地は子どもたちの遊び場にふさわしくない」と訴えた。
駐屯地担当者は井上司令に伝えると答えた。
(照屋大哲)