グルクマそば、堪能 国頭フェアにぎわう 泉崎・琉球新報ビルあす8日まで きょう7日は芸能公演も


社会
グルクマそば、堪能 国頭フェアにぎわう 泉崎・琉球新報ビルあす8日まで きょう7日は芸能公演も 飲食ブースで国頭村の特産品を味わう来場者=6日午後、那覇市泉崎の琉球新報社1階「あじま~る」(喜瀨守昭撮影)
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 やんばるの魅力が集結した「国頭村フェア」(同フェア実行委員会主催、琉球新報社共催)。那覇市の琉球新報社1階ではやんばるの海と山の幸を販売する。2階に豊かな自然に触れられる観光PRコーナーが設けられ、3階の新報ホールでは7日午後3時から、地域芸能が上演される。

 道の駅「ゆいゆい国頭」やJAおきなわ国頭支店はカーブチーなどのフレッシュ果実を販売した。国頭漁協のグルクマそばは、グルクマのだしにグルクマのなまり節がのった逸品で、多くの人が買い求めた。姉妹都市の鹿児島県与論町の物産も並んだ。
 観光コーナーも豊富だ。やんばる森のおもちゃ美術館から運び込んだ、木材のたまご形を詰め込んだ「たまごプール」やプラネタリウムも設けられた。7日午後3時からは新報ホールで芸能公演が開かれる。浜区の「花笠」「蝶千鳥」、奥間区の「くんじゃんサバクイ」など地域の伝統芸能が披露される。観覧無料。
 家族と来場した金城登代子さん(94)=那覇市=は、マスコットのヤンバルクイナたちと写真を撮り「遠くてなかなか足を運べないので、フェアを楽しみに来た」と話した。
 開場は午前10時~午後6時、最終日の8日は午後5時まで。
 (岩崎みどり)