沖縄県糸満市は6日、ふるさと納税の受託事業者が、寄付者21人の氏名や住所、寄付額を記した資料1枚を別の寄付者に誤送付する個人情報漏えいがあったと市ホームページで発表した。
市によると受託事業者が9月27日、寄付者に礼状や受領証明書などを郵送した際、誤って同封した。今月5日、送付先の寄付者から市に連絡があり判明した。業者による封入作業時の確認不足が原因とみられる。
市は送付先に、経緯や同資料を回収する旨を電話で説明し謝罪した。個人情報が漏れた寄付者21人に対しては、書面で謝罪と経緯説明を行う。
再発防止策として市は「不必要な個人情報を印刷しないことや、封入書類は複数人で確認するなど個人情報の厳重、適正な管理を受託事業者へ指導徹底する」としている。
(岩切美穂)