浦添市長、TikTok動画を削除せず「勝手に判断するなと言われている」　判断を検証委員会に委ねる　結論は年内

　浦添市が動画投稿アプリTikTok（ティックトック）に上げ、女性蔑視に当たるなどと批判を受けた動画が、今も閲覧できることについて、松本哲治市長は10日、削除するかなど今後の動画の扱いは「専門家を入れた検証委員会で年内には判断したい」と話した。記者の質問に答えた。

　松本市長は「私が反省し謝罪したことと、動画をしめる（削除する）かどうかは、別に検証してもらう」とし、検証せずに動画を削除することでも批判が起きる可能性があると言及した。その上で「私の判断が非常に良くなくお叱りを受けた。『もう勝手に判断するな』と周囲から言われているため、次のアクションは検証委員会に委ねる」と話した。

　また、動画について「圧倒的に『残してくれ』『継続してくれ』との声が多い。その辺の民意をどう受け取るのかも含め、検証委員会に委ねる」と語った。

　（藤村謙吾）