10月25日の「空手の日」を国内外に発信する「記念演武祭」(主催・県、県議会、沖縄伝統空手道振興会)が29日午後、那覇市の国際通りで開催された。県内外の空手家約2千人が力強い拳や蹴りで「平和の武」を披露した。
参加した空手家らは、気迫のこもった声を響かせながら「普及型Ⅰ」を一斉演武。各団体別が特色ある技を見せた後、再び全員で世界の恒久平和を願う「正拳50本突き」で締めくくった。
初めて参加した沖縄空手道小林流大信館の宇榮原学飛さん(7)は「緊張したけど大きな声を出して頑張れた」と笑顔を見せた。
(嘉陽拓也)