第12回八重山古典芸能祭(琉球新報社主催)が5日、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。第12回八重山古典芸能コンクールの合格者らが出演し、研さんを積んだ歌声を披露した。
歌三線の最高賞と優秀賞、箏の優秀賞受賞者らによる「赤馬節(あかんまぶし)・しゅうら節」は、生き生きとした歌三線と華やかな踊りが観客を引きつけた。
第12回コンクールで歌三線最高賞の大城美栄子さんは、独唱「月ぬまぷぃろーま節」で伸びのある高音を響かせた。フィナーレの「弥勒節(みるくぶし)・やらよう節」は手拍子も交えてにぎやかに終演した。
18日午後5時から琉球新報ホールで第57回琉球古典芸能祭の2日目がある。前売り2千円、当日2500円。 (田吹遥子)