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実力+人気のスター牛が激闘、重量級の頂点に「新力Baby」 ファン熱狂 秋の全島闘牛 沖縄


実力+人気のスター牛が激闘、重量級の頂点に「新力Baby」 ファン熱狂 秋の全島闘牛 沖縄 軽量級優勝旗争奪戦で与那国同志号(左)とぶつかり合う彪獣王=12日午後、うるま市石川多目的ドーム(小川昌宏撮影)
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 【うるま】好取組がめじろ押しとなった12日の第119回秋の全島闘牛大会。実力と人気を持ち合わせたスター牛同士の戦いとなった重量級の全島一決定戦では、開始直後から角が激しくぶつかり合う音が響いた。

 決定戦で攻め続けた新力Babyの迫力に押され、バブルが後ずさり。6分21秒で新力Babyが勝利した。全島一を決める戦いにふさわしい好勝負に、観客らは歓声や拍手を送った。

 巧みな角使いで攻撃をたたみかけた新力Babyに、牛主・平田ひとみさん(32)は「いつも通りの戦いをしてくれた。ありがとうの一言だ」と涙を浮かべた。

 軽量級は、多彩な攻撃を繰り出した彪獣王が初防衛を達成した。牛主の當山彪仁(とらい)さん(10)は「最高だった」と満足げ。勝者インタビューに答えた仲里裕雅さん(18)は相手の与那国同志号の速攻が「怖かった」とするも、彪獣王のスタミナを信じ「10分を超えたらいけると思った」と振り返った。「次は今大会以上に頑張りたい」と意気込んだ。 (金盛文香)

秋の全島闘牛大会

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