15日は子どもたちの健やかな成長を願う七五三。那覇市若狭の波上宮では七五三祭があり、着物を着た子どもたちとその家族が多く訪れた。境内では記念撮影をする家族連れや、慣れない着物にたどたどしいしい足取りの子どもたちの姿が見られた。
本殿では健康祈願があり、晴れ着をまとった子どもたちは、宮司から受け取った玉串をささげ、手を合わせた。
那覇市に住む新城乃葵(のあ)さん(7)と李都(りつ)ちゃん(3)は姉弟そろって七五三を迎えた。2人は鮮やかな着物を身にまとい、うれしそうな表情を浮かべた。乃葵さんは「みんなの役に立つ人になりたい」と頼もしく答えた。
母のひかるさん(34)と父の総太さん(33)は「日に日に成長が目に見えている。人に優しく健やかな子に育ってほしい」と柔和な表情で2人を見つめた。
(渡真利優人)