Tシャツ、帽子、ストール―。黄色のアイテムを身に着け軍拡への危機感を共有する「イエロー・ウエーブ・オキナワ」の取り組みは会場でも見られた。
フランスの沖縄出身者から託された黄色のリボンを会場で配った高岡直子さん(52)=南風原町=は、リボンをきっかけに平和や軍拡への危機感を話題にし、共有してほしいと願う。受け取った30代の女性は「初めて知った。これからは黄色の物を身に着けるようにしたい」と話し、娘の上着にリボンを付けた。鮮やかな黄色のシャツを身に着けた神谷須賀子さん(55)=北中城村=は「平和を願う色だ」と話し、「戦争が近づいている。孫たちを絶対に戦争に行かせたくない。1人の声は届かないが多くの声で政治を動かしたい」と力を込めた。 (熊谷樹)
有料
「孫たちを戦争に行かせたくない」イエローを身に、軍拡へ危機感示す <県民平和大集会>
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熊谷 樹