西原高校、マーチング全国大会で金賞・編成別最優秀賞 小編成の部に初挑戦


西原高校、マーチング全国大会で金賞・編成別最優秀賞 小編成の部に初挑戦 ダイナミックなパフォーマンスを披露する西原高校マーチングバンドのメンバーら=10日、埼玉県のさいたまスーパーアリーナ(西原高校提供)
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 第51回マーチングバンド全国大会(日本マーチングバンド協会主催)が10日、埼玉県のさいたまスーパーアリーナで開催され、県代表の西原高校が高校の部・小編成(54人以下)で金賞と編成別最優秀賞に輝いた。同校は例年、55人以上90人以下で構成する中編成の部に出場していたが、部員減少のため今回初めて小編成の部に挑戦した。

 大会では人気漫画「ブルージャイアント」の楽曲を使用し、ジャズなどを盛り込んだ7分半の演目を披露した。顧問の仲本裕樹さんによると、生徒らは47人という人数でいかにダイナミックなパフォーマンスをするかに注力し、今年7月から練習を重ねてきたという。

 仲本さんは「中編成より個々の技術が試され、難易度が上がる小編成で金賞を受賞できたことは、生徒らの自信につながるはずだ」と喜んだ。

(当銘千絵)