セクハラの訴えを受けている南城市の古謝景春市長の琉球新報とのやりとりは次の通り。
―胸を触ったことについて。総務部長の聞き取りに市長は肩を触ろうとして胸に触れたと聞いた。
「肩をたたいただけで胸は触っていない。肩に触った時に胸を触られたと思ったのかなという話をした」
―嫌な思いをさせたら申し訳ないと謝罪した。
「それは言ったよ。そう感じているんだったらということは言った」
―「私はいつでも辞める覚悟」などのメッセージを送っている。
「僕はだまされた。罪もないのにこういうことをされて市長を辞めるくらい覚悟を持っている」
―言葉のセクハラもあったと女性は主張している。
「絶対言ったことはない」
―女性側は訴訟に入る見込みだが対応は。
「とことんやる。そういうことはやってませんと。(女性を)家族のようにかわいがって信頼して、運転手として雇ったのに裏切られた気分だ」
―女性は第三者委員会での調査を求めた。
「何もしていないのに、何で第三者委員会をするのか。彼女がやるのであれば僕は裁判で全部言う」
―第三者委員会ではなく裁判でやると、市長の意向として総務部長が伝えた。
「そうそう。弁護士ともその形でやると言っている」