【名護】ネオパークオキナワに22日、アフリカトガリネズミ目のヒメハリテンレック2匹が新たに加わった。同日、同園内のカフェ「パーラーバオバブ」でお披露目式が開かれ、訪問客らはトゲトゲとした愛らしい2匹を見て楽しんだ。手のひらに乗るほどの大きさの2匹で、名前はまだ決まっておらず、今後公募で決める予定。
ネオパークオキナワの担当者によると、ヒメハリテンレックはマダガスカルの南西部に生息する固有種で、昆虫やフルーツを食べる。背中には、ハリネズミのようにトゲがあるが、別の生き物だという。
今年3月ごろ、ヒメハリテンレックの魅力を伝える目的で、大阪府大阪市の天王寺動物園から、受け入れた。
ネオパークオキナワ動物管理部の永川湧之輔さん(25)は「マダガスカルの生き物といえばキツネザルなどをイメージしがちだが、こんな生き物もいるんだと知ってもらいたい。カフェでテンレックを見ながらゆっくりと過ごしてほしい」と話した。
(金城大樹)