新型コロナワクチンで死亡 豊見城市、年齢や接種時期公表せず 沖縄県内で死亡例ほか1件


新型コロナワクチンで死亡 豊見城市、年齢や接種時期公表せず 沖縄県内で死亡例ほか1件 豊見城市役所
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 【豊見城】豊見城市で新型コロナウイルスのワクチン接種との因果関係が認められた死亡例が1件あったことが22日までに分かった。同市は「個人の特定につながる恐れがある」として、死亡した人のワクチン接種時期や年齢、基礎疾患の有無などを公表していない。

 21日閉会した同市議会(外間剛議長)の12月定例会最終本会議で、厚労省の予防接種健康被害救済制度による死亡一時金4420万円と葬祭料21万2千円を含む一般会計補正予算が可決された。

 県によると、県内で今回とは別にワクチン接種との因果関係が認められる死亡例が1件あった。死亡以外に、医療費および医療手当の認定が64件あった。

 (岩崎みどり)