【糸満】水中ドローン開発技術を競う「第5回全国水産・海洋高校マリンロボットコンテスト」(全国水産高等学校長協会主催)で、糸満市の県立沖縄水産高校1年生3人のチームが優勝した。
ビーチクリーンの経験から「ごみ収集に役立てたい」という思いでロボットを開発。手軽な塩ビパイプで骨組みを作り、3Dプリンターで部品を製造した。海中ごみを集める網や海水採取用ボトルなどを取り付けられるのが特徴で、3人は「優勝できてうれしい。もっと改良したい」と話した。
3人は、海洋技術科の仲里義道さん、総合学科の黒島英留さんと國吉良虎さん。機械開発の部活動「エンジンクラブ」部員だ。操縦担当の仲里さんは「緊張した。操縦しやすいようにコントローラーを改良したい」と話した。コンテストは10日、神奈川県で開かれた。 (岩崎みどり)