【動画あり】巨大な門松、米軍基地ゲート前に 龍のように「昇る」新年を願う 沖縄・金武町商工会青年部OB会


【動画あり】巨大な門松、米軍基地ゲート前に 龍のように「昇る」新年を願う 沖縄・金武町商工会青年部OB会 金武町商工会青年部OB会のメンバーが設置した巨大な門松と鏡餅=27日午後、金武町のキャンプ・ハンセンゲート前
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 【金武】金武町にある米軍キャンプ・ハンセンのゲート1前で27日、2024年に向けて、巨大な門松と鏡餅が設置された。幅15メートル、高さ5メートルのパネルの前に運ばれた門松は、ドラム缶で製作されたもので、高さは3メートル、鏡餅は高さ1・3メートルと、いずれも規格外の大きさ。来年の干支(えと)の「辰」にちなみ、龍のように天高く舞う、飛躍の年となるようにと願いを込めて、「昇」の一文字が書かれた大きなパネルも付けられた。

 門松や鏡餅の設置は、金武町商工会青年部OB会のメンバーが13年の年始から毎年実施しており、今回で12回目。

 同OB会の新垣宏行会長は「来年の1年間が、昇っていく、景気も上向いていくような年になってほしいと『昇』の文字を付けた。多くの人に金武町を訪れて見てもらい」と話した。「昇」の文字を書いたという同OB会の上原健市さん(62)は「1カ月間練習してきてやっと書き上げた」と笑顔で語った。門松や鏡餅は1月11日まで設置している。
(池田哲平)