軽自動車が歩行者をはねた国道58号沿いの仮設歩道＝6日午後7時半ごろ、浦添市宮城
琉球新報社 6日午後5時20分ごろ、浦添市宮城の国道58号で軽自動車が歩行者2人をはね死亡させた事故で、浦添署は7日、亡くなった2人はいずれもネパール国籍の夫（62）と妻（56）の夫婦だと発表した。2人は体などを強く打ち病院に搬送され、妻が6日午後6時5分、夫は同23分に死亡が確認された。夫婦は道路工事に伴う仮設歩道にいたところをはねられたとみられる。
この事故で浦添署は車を運転していた浦添市の容疑者の女（81）を自動車運転処罰法違反（過失運転致傷）容疑で現行犯逮捕した。「何かにぶつかったが、人だったかは分からない」などと話しているという。署は過失運転致死容疑に切り替え、詳しく調べる方針。
逮捕容疑は6日午後5時20分ごろ、浦添市の国道で車を運転し歩行者2人をはねて、けがを負わせた疑い。
浦添署によると、車は宜野湾市方面から那覇市向けに走行中、宮城交差点手前で仮設歩道に進入し、歩行中の夫婦をはねた。交差点を越えガードパイプ等に衝突して止まったという。
