宮古島市の製糖工場で13日午後7時10分ごろ「重機に人がひかれた」と119番通報があった。宮古島署によると、サトウキビの運搬作業中のブルドーザーが後進した際、作業員の男性(55)=同市=をひいた。男性は心肺停止の状態で市内の病院に搬送された。同7時51分、死亡が確認された。
工場関係者によると、男性は期間作業員で、主に重機の運転に従事していた。当時、重機でサトウキビを積み上げる作業をしていて、重機の運転を交代した後に、付近を歩いていたところ、重機にひかれ倒れていたという。
同工場では12月中旬に製糖作業が始まり、繁忙期を迎えている。事故を受け、再発防止策が整うまでの間、作業は見合わせるという。