うるま市石川地区の自治会長会(與古田ゆかり会長)が15日、市石川の中央区自治公民館で開かれ、防衛省が市石川の東山カントリークラブ跡地に陸上自衛隊の訓練場建設を計画している件が議題に上がった。
與古田会長によると「自治会ではなく会長個人の意見」とした上で、出席した会長11人全員が建設予定地の地元旭区自治会が決議した建設への反対に賛同を示した。会長会は次の定例会までに各自治会住民の意見をまとめるよう各会長に呼びかけている。
石川地区自治会は全部で15自治会あり、15日の自治会長会には11の自治会長が出席した。自治会長会では各会長に対して、2月1日の定例会までに少なくとも各自治会役員の意見を募るように求めている。2月の定例会で意見を集約し、石川地区としての立場を示すとしている。今後、うるま市全体の自治会が加入する自治会長連絡協議会への呼びかけも視野に入れている。
地元の旭区自治会では14日、臨時総会を開き住民が全会一致で建設計画の反対を決議していた。
(金盛文香)