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人支える活動たたえ 地域再生大賞 沖縄県内2団体表彰


人支える活動たたえ 地域再生大賞 沖縄県内2団体表彰 宮城光男琉球新報中部支社長(右)から賞状を受け取るこども家庭リソースセンター沖縄の與座初美理事長=13日、沖縄市中央の同センター
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 地域活性化の取り組みを応援する「第14回地域再生大賞」の表彰式が15日までに開かれ、県内から優秀賞を受賞したNPO法人こども家庭リソースセンター沖縄と共同売店ファンクラブにそれぞれ表彰状が贈られた。大賞は「貴志川線の未来を“つくる”会」(和歌山市)で同日、都内の共同通信社で表彰された。

 こども家庭リソースセンター沖縄は、沖縄市のファミリーサポートセンター事業を2003年に受託し約21年間運営してきた。先駆的な取り組みで公的事業のはざまを補う活動も特徴。困窮世帯がファミサポを無料で利用できるチケットを発行し、保護者が役所で手続きをする際の子どもの預かりや、多胎育児の相談事業などを展開している。

沖縄タイムス社の宮城栄作編集局長(右端)から表彰状を受け取る共同売店ファンクラブの眞喜志敦代表(右から2人目)と眞喜志勇会長(中央)、ファンクラブメンバーら=13日、那覇市久茂地の沖縄タイムス社
沖縄タイムス社の宮城栄作編集局長(右端)から表彰状を受け取る共同売店ファンクラブの眞喜志敦代表(右から2人目)と眞喜志勇会長(中央)、ファンクラブメンバーら=13日、那覇市久茂地の沖縄タイムス社

 利用した家族から近況を伝える手紙が届くこともあり、子どもたちの成長ぶりに喜びもひとしおという。與座初美理事長は「ささやかな活動を愛を持って続けたい」と展望を広げた。

 共同売店ファンクラブは、時代とともに減っている県内各地の共同売店を地域に残そうと、マップ制作や交流サイト(SNS)での魅力発信などの取り組みを続けている。地域の暮らしを支える拠点として共同売店の未来を考えるイベントや意義を広める活動に余念がない。

 眞喜志敦代表は「地域のセーフティーネットの役割を担う拠点が減っている。地方だけでは解決できず、県民全体で考えることが必要。地方が生き残るために行政を含め多くの人に考えてほしい」と話した。