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“マッチョ政治”を変える 高岡直子さん フェミブリッジ沖縄呼びかけ人 <生き方わたし流 国際女性デー@沖縄>


“マッチョ政治”を変える 高岡直子さん フェミブリッジ沖縄呼びかけ人 <生き方わたし流 国際女性デー@沖縄> リレートークとスタンディングの街頭活動に参加を呼びかける高岡直子さん=2月29日、那覇市内
この記事を書いた人 Avatar photo 知花 亜美

 政治に女性の声を届けたいと昨年9月に立ち上がったのが「フェミブリッジ沖縄」だ。呼びかけ人で事務局の高岡直子さん=南風原町、医師=は、男性ばかりの政治「“マッチョ政治”を変えたい」と話す。

 全国各地で同時期に街頭活動するフェミブリッジのイベントを「沖縄でもやってみない?」と東京の知人に言われたことがきっかけだった。手探りで昨年9月に那覇市内で実施したところ、新聞などでの呼びかけに約30人が集まった。「ミサイルよりもおむすびを」のプラカードを持ち、一人一人が政治に託したい思いを語った。3回目の街頭活動は10日午後4時から那覇の新都心公園そばで開く。

 政治に関心はなかったが、2015年の安保法成立時、デモ参加者を救護する医療班として参加し、多くの人と出会った。根底にあるのは戦争反対。メンバーとポッドキャストも始めた。あらゆる手段で女性の声を政治に届ける。

 (知花亜美)