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非行防止、学習支援や居場所づくりに尽力 大学生サポーター17人に感謝状 沖縄県警


非行防止、学習支援や居場所づくりに尽力 大学生サポーター17人に感謝状 沖縄県警 感謝状を贈られた大学生少年サポーターと宮城貴県警生活安全部長(前列右から3人目)ら=4日、県警本部
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄県警は4日、非行少年を生まない社会づくりのため積極的に活動している大学生少年サポーターのうち、本年度で大学を卒業する17人への感謝状贈呈式を県警本部で開いた。県警の宮城貴生活安全部長らが感謝状を手渡した。

 大学生少年サポーターは中学生への学習支援や居場所づくりなどを通じて、少年の非行防止と健全育成にボランティアで貢献してきた。

 3年間サポーターを務め、春から警視庁に入る琉球大4年の稲垣真心(まなか)さん(22)は、工夫を凝らして学習支援をした経験などを振り返りながら「この経験は警察官になっても大いに生きると思う」と話した。

 宮城部長は「忙しい大学生活の中、他人のために時間を割くのは簡単ではなく、誰かの役に立ちたいとの思いが行動に表れたのだろう。今後それぞれが目標としている所で頑張ってもらえると思う」と述べた。

 2023年度は、表彰された17人を含めて66人がサポーターに委嘱された。