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「情報」免許なし 公立校教員減少 沖縄は5人


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この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 高校の教科「情報」を担当する公立校の教員4411人のうち、正規の免許を持っていないのは2023年5月時点で4・4%(192人)だったことが文部科学省の調査で分かった。前年同時期の16・7%から12・3ポイント減った。

 文科省は、都道府県教育委員会が免許所有者の採用を進めたほか、免許を持っていながら主に他教科を指導している教員に情報担当に回ってもらうなどの対策を取ったことで状況が改善したと説明している。24年度に、正規免許を持たずに教える教員がゼロになることを目指す。

 文科省によると「情報の正規免許なし」教員のうち124人は、1年に限って特例で指導できる「免許外教科担任」の許可を受けていた。残り68人は期限が3年の「臨時免許」の所有者だった。

 都道府県別で正規免許なしの内訳は、長崎の33人が最多。沖縄は5人。