女性の頭ポンポン、息子紹介…私生活へ過度な介入　セクハラなどで海自隊員を停職3カ月に　海上自衛隊沖縄基地隊

　海上自衛隊沖縄基地隊は21日、隊員に対しセクハラやパワハラをしたとして、同隊所属の2等海曹の男性（49）に停職3カ月の懲戒処分を行ったと発表した。

　沖縄基地隊によると、2等海曹は2018年8月～19年3月、当時所属していた部隊の女性隊員に対し頭をポンポンと触ったり、女性の意思に反し女性宅に数時間滞在したりするなどした。交際相手として自身の息子を紹介するといった私生活への過度な介入もあり、精神的苦痛を与えた。

　また、19年8月ごろ～21年2月に、当時所属した部隊の後輩隊員3人に対し、それぞれ暴行や無視、人格を否定する発言など理不尽な指導をして精神・身体的苦痛を与えた。