宮古陸自ヘリ墜落から1年 「事故二度と」宮古島市長がコメント 沖縄


宮古陸自ヘリ墜落から1年 「事故二度と」宮古島市長がコメント 沖縄 UH60JA多用途ヘリコプター(陸上自衛隊提供・資料写真)
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 【宮古島】昨年4月6日に宮古島市沖で発生した陸上自衛隊UH60JA多用途ヘリコプター事故で、陸上自衛隊宮古島駐屯地は5日、市内の伊良部島などで捜索活動を実施した。座喜味一幸市長は事故から1年が経過したことに触れ「悲惨な事故で10人の尊い命が失われた。事故は二度と起こってはならない」とコメントした。

 事故直後の集中的な捜索活動後も、同駐屯地は月命日にあたる毎月6日やその前後で捜索を継続してきた。関係者によると、1年が経過する今回の捜索では、通常よりも隊員を多く投入し、捜索に当たった。

 座喜味市長は、市役所で記者団に対し、同駐屯地から事故調査の報告を受けたことを明かした。その上で「(再発防止に向けて)保守管理を強く求めた。亡くなられた隊員のためにも二度と事故を起こさないことが一番大切だ」と強調した。 (友寄開)