ミサイル反対で写真展 14日は軍事ジャーナリストの講演も 沖縄・那覇


ミサイル反対で写真展 14日は軍事ジャーナリストの講演も 沖縄・那覇 「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」が主催した「南西諸島ミサイル要塞化写真展」=12日、那覇市泉崎の琉球新報ギャラリー
この記事を書いた人 Avatar photo 南 彰

 沖縄県内各地でミサイル配備が進むなか、「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」が主催する「南西諸島ミサイル要塞(ようさい)化写真展」が12日、那覇市泉崎の琉球新報ギャラリーで始まった。14日まで午前10時~午後5時の予定で、入場無料。最終日の14日は午後1時から琉球新報ホールで講演会も行う。

 12日は、新垣邦雄事務局長が説明。米軍統治下の核配備や、現在の自衛隊のミサイル運用の想定を解説しながら、「ミサイル基地は攻撃目標になるから怖い。まずは知ることが大事で、県内各地で展示会を開いてほしい」と呼びかけた。資料提供は無料で、公民館などで開催ができるという。

 14日の講演会は、軍事ジャーナリストの田岡俊次氏、小西誠氏を招き、「台湾有事=日本有事のウソ」と題して行われる。田岡氏は「日米が台湾に軍事介入すれば侵略行為に」、小西氏は「南西諸島・九州から全国に広がる戦争準備」をテーマにそれぞれ講演する予定。入場料千円。問い合わせは、電話090(2716)6686(新垣)。

 (南彰)