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キングスに魅せられた高校生が写真展 同世代の目線でU18も活写 あすまで沖縄市宮里児童センター


キングスに魅せられた高校生が写真展 同世代の目線でU18も活写 あすまで沖縄市宮里児童センター 展示されている琉球ゴールデンキングスの選手らの写真と濱野志英さん=22日、沖縄市の宮里児童センター
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 「キングス選手の活躍する姿をカメラに収めたい」。沖縄市在住の高校生、濱野志英(はまのしえい)さん(16)は、昨年から沖縄アリーナ(沖縄市山内)に足を運び、自前のカメラで琉球ゴールデンキングスの選手らを撮影している。

 濱野さんは大阪生まれ。小学5年の時からバスケットボールを始め、プロバスケットボールチーム大阪エヴェッサの試合を観戦するなどのバスケ好きだ。2022年に沖縄に移住し、沖縄アリーナでキングスの試合を観戦した。「選手たちの力強いプレーやブースター席の盛り上がりに感動した」と振り返る。その後、試合がある日には欠かさず沖縄アリーナへ行き、いつしか選手たちの表情や会場の風景などを好きなカメラで撮るようになったという。写真は数百点以上に及び、試合のほか、昨年行われたBリーグ優勝のパレードの様子などもある。

 キングスU18の与那嶺翼ヘッドコーチから「U18の選手を写真で撮ってほしい」と依頼され、U18所属の選手の生き生きとした表情も撮っている。濱野さんは「自分の写真で、同年代のU18の選手の頑張る姿を多くの人に伝えていけたら」と話した。

 沖縄市宮里児童センターでは濱野さんが撮影したキングスの写真30点を展示している。入場無料。3月1日まで。問い合わせは宮里児童センター、電話 098(989)4655。

 (金城実倫)