那覇地裁沖縄支部（資料写真）
琉球新報朝刊 孫である当時10歳の少女の胸や陰部を触ったとして、不同意わいせつ罪に問われた無職の男（78）に、那覇地裁沖縄支部（林田海裁判官）は懲役2年6月執行猶予3年（求刑2年6月）の判決を言い渡した。
林田裁判官は判決理由で、男は妻が施設入所中で1人暮らしをしており、自宅に泊まりに来た少女に性的欲求を満たすため犯行に及んだと指摘。「祖父である立場を悪用」したとし、「（少女の）精神的衝撃は大きく、将来への影響も懸念され、被害結果は重大だ」と述べた。
一方、男が高齢で、施設に入所する予定であることなどから猶予刑とした。
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