車中泊の中、窃盗繰り返し 無免許、覚醒剤使用も 被告の男に懲役5年6カ月 那覇地裁沖縄支部


車中泊の中、窃盗繰り返し 無免許、覚醒剤使用も 被告の男に懲役5年6カ月 那覇地裁沖縄支部 那覇地裁沖縄支部(資料写真)
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 2023年8月から9月にかけて、駐車中の車から財布や工具などを盗み、無免許で車を運転し、覚醒剤を使用したなどとして、常習累犯窃盗、覚醒剤取締法違反、道路交通法違反の罪に問われた住居不定、無職の被告(49)に那覇地裁沖縄支部(林田海裁判官)は懲役5年6月(求刑6年)を言い渡した。

 林田裁判官は判決理由で、被告は事件当時、車中泊の生活を送る中で窃盗を繰り返し、「常習性は顕著で悪質」と指摘。無免許運転、覚醒剤の使用についても常習性があるとした上で、「犯情はいずれも悪く、刑事責任は重い」と述べた。